2018年、そして平成30年。

 

2018年になりました。今年もよろしくお願いいたします。

それにしても2018年って聞くより平成30年という響きのほうがダメージが強い昭和生まれでございます。平成になってから30年も経っていたのかと。

そりゃ歳とるわけですよ。

年々、「あれ、前は出来てたのに」「前はこんなことなかったのに」と思うようなことが増えています。

なんとか抗いたくなりますし、具合悪そうな鍼灸師とか絶対説得力に欠けるから、何としてでもさわやかな顔ができる身体状態を保たねば!!という気持ちはあるんで、無理しない程度に今年も頑張ろうと思います。

 

以前はこうだったのに今はこう、みたいな現象にまつわることで、毎年年末年始になると思い出す持ちネタをひとつ。

鍼灸師になる前は冷え性がひどくて「寝るときは靴下を履く」「着ぐるみになるんじゃないかってくらい厚着する」みたいなのが当たり前でした。

湯たんぽは必須。寝る前にお布団に入れていました。

とある年末、足が冷たすぎて睡眠中いつのまにか湯たんぽに足を乗せて寝てしまい、低温やけどができてしまいました。

すぐには気づかず大きな水ぶくれが数日後にはっきりと表れました。直後にわからないのが低温やけどの怖いところ。時間をかけてじわじわと深部に損傷を与えていくので最悪の場合周辺組織が壊死してしまうこともあります。

 

しかも年をまたぐ時期に起きたので、もうなんか気分的に浮かれる要素がない。

やけどのレベルとしては中等度っぽいから壊死はないだろう、私に限ってそんなことないない!と自分を励ますとともに、この冷え性はどうにかせねばならない!と自分の体を見直すきっかけになりました。

 

失いかけてその大切さに気づく

 

人間関係も健康状態もこれに尽きます。

(例:あの人今頃いったいどうしてるかなぁ・・・。わたし、わがまま言いすぎたかな)

 

そんなこんなで、自分なりに冷え性改善をしたおかげでもう何年も風邪をひいていないのですよね。

たまには風邪をひいてみたい気もしたので今季はあえて厚着をしないでみました。鼻水が出ることはありましたが発熱して寝込むとかのどが痛いとか全くないんですよね。多少油断しても大丈夫な体になっているようです。

 

何らかの症状が合っても

「昔からだから」「遺伝だから(冷え性が)」という方がたまに、いや、結構いるんですよね。

取り立て問題視してない時点でその人にとったら健康なのかもしれない。とか、こちらの感覚がマヒするときもあるんですが、同時にほかにも話を聞くと心配になる症状がちらほらあったりします。

そういう場面に遭遇し、改めて自分の過去を振り返るとやはり不健康だったな、と思います。よく風邪ひいてましたし。

「自己管理能力云々いうけど、風邪ひくとか仕方ないじゃん」

って本気で思ってました。

 

「自分を疑う」目線ていろんな意味で大事かな、と思います。

自分のことって案外わからないものですので、定期的に第三者にみてもらうのは大事です。ちょっと気になる方は症状がはっきり出る前に鍼灸でもうけにきてください。

 

あと、低温やけどには気を付けて!よい冬を過ごしましょう~。

 

 

参考までに

※ちなみに低温やけどは四段階に分類されます。

Ⅰ度:発赤 

Ⅱ度やけどの進行度合いでさらに二つに分類

     表皮まで:水疱、発赤、腫れ

     真皮まで:上記のほか、皮膚の変色(白) 

Ⅲ度:皮膚の変色(白、茶)、ただれ、壊死